1839
たのミありていまゆくすゑをまつ人や
すぐる月日をなげかざるらん
守覚法親王五十首哥よませ侍けるニ
1840
源師光
ながらへていけるをいかにもどかまし
うき身のほどをよそにおもはゞ
1841
題不知 八條院高倉
うき世をバいづる日ごとにいとへども
いつかハ月のいりかたを見ん
1842
西行法師
なさけありしむかしのミなをしのばれて
ながらへまうき世にもふるかな
1843
清輔朝臣
ながらへバまたこのころやしのばれん
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