(十四段・くたかけ)…陸奥国の女の家から、早朝に帰ってゆく主人公と供の童。木の枝にいる鶏と、床下の狐に注意。鶏と狐は、陸奥国の女の歌に詠み込まれている景物。和歌の表現がそのまま絵に描かれている。このうち狐は、現在の解釈では否定されている。
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