(二段・西の京、本来は初段の絵)…帰ろうとする主人公と供の童を呼び止め、返事の手紙を渡そうとする侍女。先行する絵巻物等では、もともとは初段の絵だったが、初段後半の解釈が変わり、この絵の情景と合わなくなったために、二段の絵として扱われるようになった。
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