1786
みちのくのいはでしのぶハゑぞしらぬ
かきつくしてよつぼのいしぶミ
世中のつねなきころ
1787
大江嘉言
けふまでハ人をなげきてくれにけり
いつ身のうへにならんとすらん
1788
題不知 清慎公
みちしばのつゆにあらそふ我身かな
いづれかまづハきえんとすらん
1789
皇嘉門院
なにとかやかべにをふなるくさのなに
それにもたぐふわが身なりけり
1790
権中納言資実
こしかたをさながらゆめになしつれば
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