1724
よみ人しらず
いにしへのなれし雲井をしのぶとや
かすみをわけてきミたづねけん
最勝四天王院の障子ニおほよど
かきたる所
1725
定家朝臣
おほよどのうらにかりほす見めるだに
かすみにたえてかへるかりがね
最慶法師千載集かきてたて
まつりけるつゝみがミに、すみをすり
ふでをそめつゝ「としふれどかき
あらはせることの葉ぞなき」とか
きつけて侍ける
御返し 後白河院御哥
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