けぶりたなびくしほがまのうら
太神宮にたてまつりける百首
哥中ニ若菜をよめる
1612
皇太后宮大夫俊成
けふとてやいそなつむらんいせしまや
いちしのうらのあまのをとめご
伊勢にまかりける時よめる
1613
西行法師
すゞかやまうきよをよそにふりすてゝ
いかになりゆくわが身なるらん
1614
題不知 前大僧正慈円
よの中をこゝろたかくもいとふかな
ふじのけぶりを身のおもひにて
あづまのかたへ修行し侍けるニ
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