説明文 | 1 | 図書番号 | 208445765 | 代数 | 初代 | サブカテゴリ | 役者絵 嘉永5 嘉永期2 | 書名・責任表示 | 六歌仙 | 著者標目 | 長谷川 貞信(初代)||ハセガワ サダノブ | 出版頒布事項 | 出版地不明 : 刊本 : 嘉永年間 | 形態事項 | 1枚 ; 25×18cm | 判型 | 中判 | 注記 | 役名:僧正へん正 在原なりひら朝臣 文屋やす秀 小まち お丶とも黒ぬし 喜撰ほうし 只今伯父さま方が申し上られ升たる通り。私が為には親とも師とも杖とも柱とも。存候人ニ別れ誠ニ闇りニ燈火の消ました如く。前後をおほへず泣くらしおり升内おば様其外親るい打寄申升ニは。病中臨終の時迄も。たた芝居の事と私の事を申居られ升たれば。せめて私四五年も成長の上ならば。ふ調法ながら無利ニ御願申一役にても相勤させふものを何分幼年のふ調法もの誠ニ至而の大役。存じもよらずと存居所。去る御ヒイキ御旦那様より色々御申諭給候上一座のおぢさま方も打寄。兎も角もとももとも。世話してやるほどにせひせひと申呉られ候をちからに。相つとめ升れば。ただおぢ様の百歩一。形計なるすかたを御覧下され。おわらひ草も手向のひとつ。見てやらねばなるまいと。御旦那様方私を御引立と思し召被仰合にぎにぎしく御見物御光来のほどをば。すみからすみ迄つつりつとねかいあげ奉り升る 中村玉七 落款:貞信 | 上演事項 | 嘉永5年、中、六歌仙、中判1枚 | 役名・役者名 | 僧正へん正(市川助寿郎) 在原なりひら朝臣(實川延三郎初代) 文屋やす秀(中村玉七初代) 小まち(中山南枝ニ代) おゝとも黒ぬし(市川助寿郎) 喜撰ほうし(中村玉七初代)180 |
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